【書評】なぜあなたの仕事は終わらないのか?
電車内の広告などでよく見かけていた本ですが、謎の反抗心から購入をためらっていました(おそらく流行りの本を読んでいる自分を認めたくないのだと思います)。
筆者は元マイクロソフトの方で「ドラッグ&ドロップ」や「ダブルクリック」などの概念を生み出した伝説のプログラマーだそう。
周りで読んだという人をなかなか見かけなかったので、同業者よりも普通の会社員などが手に取る本なのかな?となんとなく考えていたのですが内容的にもフリーランスのデザイナーやプログラマーに読んで欲しい本です。
私は何でも締め切りギリギリになってやっと着手するタイプだったのですが、この本では仕事が終わらないタイプの特徴として
- 安請け合いしてしまう
- ギリギリまでやらない
- 計画の見積もりをしない
という3つが挙げられていました。
ではどういう考え方や行動をすると良いのか?
対処法や鉄則として「最初の20%の期間で仕事の8割を終わらせること」「最初のスタートでは朝から夜まで20倍の力を出すこと」「仕事の8割が終わった後の業務は、1日の最初の2時間半で1日のメインの仕事の8割を終わらせるようにする」といった内容が書かれており、シンプル(実際に行動するのは難しいと思いますが)ですが納得しました。
計画の見積もりは毎回していますが、割とざっくりなので後から見積もりが合わなくなってきたり、着手したその日などは割とのんびり仕事をしていることもよくあります。
これからはこの考え方に倣って仕事を終わらせたいと思います。
かなりざっくり書いてしまいましたがここ最近読んだ時間術系の本で一番良かったです。
時間術だけではなく仕事や好きなこととの向き合いかたも書いてあるのでおすすめです。私も読み返します。
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