• デザイン,  勉強会

    キングプリンターズさん見学

    先日、前田デザイン室のイベントでネット印刷のキングプリンターズさんに印刷の勉強に行きました(御幣島に印刷会社があるなんて驚き) 勉強会の内容は印刷の基礎知識から始まり、印刷時の注意点、質疑応答、工場内の見学と盛りだくさん。 5時間近くみっちり印刷について学ぶことができました。 普段Webデザインのご依頼をいただくことが多いのですが、たまにリーフレットや名刺デザインも依頼されることがあります。 入稿するのに最低限困らないくらいの知識しか持ち合わせておらず、曖昧なまま作業をしている部分もあったのですが今回の勉強会で社員の方に丁寧に説明していただいたのでクリアになりました。 印刷ってどういう風に行われているのだろう? 印刷会社によってクオリティが違うのはなぜ? 名刺やリーフレットやどうやってカットしているのかな? という疑問を持ったまま工場へ。 工場見学(写真はNGでした)では名刺やリーフレットをカットする姿、印刷機をチェックする姿、実際に使われている機械などを見学。 イメージではベルトコンベアーに名刺が流れてガシャンガシャンと切られていくイメージでしたが(もしかしたら会社によってそういうところもあるかもしれませんが)想像していたよりも人の手が入る部分が多いように感じました。 今まで印刷会社を選ぶ基準は「口コミ」と「値段」でしたが、実際に作業風景を見てみると丁寧に印刷物を扱ってくれるところが良いなという気持ちに。今度印刷を依頼された際にはキングプリンターズにお願いしてみようと思います(ステマではないです)。

  • デザイン,  

    【書評】ヨーロッパの装飾と文様

    「ヨーロッパの装飾と文様」 デザインの引き出しを増やせるかも?と思い読みました かなり分厚いです。 内容は装飾文様の歴史に始まり、各国の文様の特徴・歴史、モチーフ文様(動物・植物・幾何学など)の背景や例など多岐に渡ります。 「ヨーロッパの」とありますが実際には中国やエジプトなどの文様も含まれます。 着物の柄を調べるのが好きなので着物の柄の本もたまに読むのですがそれに近いような内容です。 植物や動物の文様の意味も解説してあり、デザインだけではなく今後美術品を見る際にも役立ちそうな知識が得られました。 単に絵の写真だけかと思っていたのですが、ページの3分の1くらいを使って詳しく解説してあります。 絵画やイラストだけではなく建築や布、装飾品などの写真も多くあるので眺めるだけでも目の保養になる一冊です。 手の届く場所に置いていつでもパラパラ見ることができるようにしておきたい本だと思いました。

  • デザイン,  

    【書評】デザイン・メイキング152ーデザイナーのラフスケッチ実例集ー

    一時は売り切れにもなっていた書籍「https://amzn.to/2QQ5V9I」 他人のラフや仕事の流れを見る機会があまりない環境で生きてきたので、ロゴや広告を考えるまでの流れが気になり購入しました。 広告やロゴ、ビジュアルなどカテゴリ別にページが分かれていたので読みやすかったです。 広告系のラフスケッチは緻密に描かれているものでは?と勝手に予想していたのですが、緻密なものからざっくりしたものまで様々でした。 ラフなんて人や会社の方針によるからバラバラなのは当たり前だと言ってしまえばそれまでですが、普段自分が描いているラフに少し自信がなかったので参考になりました。 じっくり読むというよりは気になったカテゴリに目を通すという読み方が向いていそうです。

  • UX,  WordCamp,  デザイン

    WordCamp Kyoto2017の参加者パスのデザインとコンテキスト

    少し時間が空いてしまいましたが、6月に行われたWordCamp Kyoto 2017の参加者パスについて書いておこうと思います。 参加者パスとパンフレットに感じていた疑問 大抵のイベントでは参加者パスは首から下げるもの、パンフレットはA4というものが多く、毎回それが疑問でした。 「タイムテーブルを何回も見るのに、なぜいちいちカバンに入れて出してを繰り返さないといけないのだろう…かといってサイトに行くのも面倒だしもう少し手軽に見る方法はないのだろうか…」 そんな時に2016年のWordCamp EUに参加し、参加者パスとタイムテーブルが一緒になっているのを見て「求めていたのはこれだ!」と思いました。 調べてみると、あまり日本では見なかったのですが海外の他のカンファレンスなどでもパスは首から下げているものが多いようです。   左がWordCamp Polska(ポーランド)、右がWordCamp EU。ネックストラップ外してしまっていますが利用法とも首から下げるタイプです。 その時には次の年に自分がデザインチームのリーダーを担当するとは思っていなかったのですが、実際に自分がリーダーになった時はティザーなどのデザインよりも先に「参加者パスをパンフレットと同じにして、首から下げるタイプにしたい」という考えが浮かびました。 コンテキストについて UXを構成するもののひとつに「コンテキスト」という概念があります。 コンテキスト=「文脈」と言われることが多いのですが「状況」「環境」と考えた方がしっくりくることが多いので以下の文では「状況」や「環境」に置き換えて考えていただければと思います。 今回、参加者パスを作成するにあたってコンテキストを考えてみました。 ■6月末の京都なので薄着(なので冊子をポケットに入れたりしにくい。) ■PCを持っているのでリュック、もしくは大きめのバッグを持っている ■タイムテーブルは何度も確認する ■Wi-Fiは支給されていない ■人が多い中にいる ■移動が多い これをもとに、少し深読みして使われる状況を考えると タイムテーブルは1日に何回何回も見るものなのに、いちいちリュックから出すのは面倒です。 かといって手に持っているのも邪魔。 首から下げていればスマホで確認するよりも断然早く快適にタイムテーブルを確認することができます。 出来上がった参加者パスのデザイン (薄汚れているので小さい画像で…) 受付スタッフで「印刷ミスじゃ…?」とざわめきがあったそうですが、表紙と中身を逆向きにしています。 首から下げたままパンフレットの内容を見るためです。 以前参加した他のイベントでは表紙と中身が同じ方向だったので、わざわざパンフレットを回転させないと見れませんでした。でもこの作りなら首から下げたままでOK。 首から下げた時に丁度名前がまっすぐになるように、表紙のデザインが斜めになっているのもポイント。@ixkaitoさんの案です。さすが。 まとめ 今まで他のイベントに参加して「不便だなーこうだったらなー」と思っていたことを形にしてみた結果、かなり使いやすいデザインになりました。   実際に何人もの方に「パンフレット、見やすいし使いやすいね」と言っていただけたのですごく達成感がありました。 すごく当たり前の話なのですが、使い方や背景、その場の状況を想定して見た目だけではない使いやすさをデザインするということは大切ですね。 あ、この中に出てきたコンテキストやユーザビリティについて学ぶワークショップを、9月の30日(土)と10月1日(日)に開催するので、もし興味がある方がいれば是非ご参加ください。 ■9/30(谷岡学園/グランフロント大阪) http://peatix.com/event/296256/ ■10/1(TAM大阪) http://peatix.com/event/297137/

  • デザイン

    カイシゼミ「有馬トモユキのデザインプロセス」に参加しました

    少し前の話ですが6月17日に東京造形大学で行われた、有馬トモユキさんをゲストに迎えたカイシゼミ特別公開授業「有馬トモユキのデザインプロセス」に参加してきました。 (ちょうど北海道に行くタイミングだったのでその帰りに東京に寄りました) 有馬さんは『アルドノア・ゼロ』や『Re:CREATORS』などのアートディレクションをなさっている方です。 私は普段、二次元系のデザインをすることが多いので、「何かしらの参考になるかな?」と思いふわっと参加したのですが、二次元系だとかそういう次元の話ではなく仕事をする上でとても影響を受けた3時間でした(本当にあっという間で、気づいたらノートにメモがびっしり)。 全体を通して感じたのが「細部へのこだわりと一切の妥協を許さない姿勢」でした。 ・デザインガイドを作り、細かくルール付けをする(デザインガイドも見せていただいたのですが、アニメのサイトであそこまで細かくデザインガイドが作られているものって無いのではと思います) ・一貫したものを作るためにメディアを横断してトータルプロデュースをする ・数秒しか映らないものにも時間をかけてデザインする(コックピットのデザインや架空のサービスのアイコン・ロゴ・UIなども全て作る)。UIのリサーチも徹底的にする。どこまで見られても平気なものを ・1pxのズレも許したくないので円盤のパッケージはCGで作る などなど。 箇条書きにしてしまうとちょっと伝わりにくいかもしれないのですが、作られているものの全てが、デザインの粒子で作られているようなイメージでした。 一つひとつの要素がすごく作り込まれていて、その作り込まれたものが合体してひとつの統一された世界観を創り上げているという印象。 有馬トモユキさんご本人のブログ「とあるデザイナーがアニメーション作品のデザインをするようになった話」 でもそういったことを書かれていました。 全体を通して「有馬さんの考え方、すごく好きだなー」と思って聴いていたのですが、最後の質疑応答で「考え方などのルーツがあれば教えて下さい。」という質問に対し、「ハッカーと画家」というプログラマーが書いた本を挙げていたのでなんだか納得。 講義の後、もっと考え方を知りたいと感じたので「いいデザイナーは、見ためのよさから考えない」を購入して読み始めました。単純に読み物としても面白い。