日常

シリアルキラー展@海岸通りギャラリーCASO

以前都合が合わず断念したシリアルキラー展が大阪で開催されることを知り、最終日に行きました。

シリアルキラーの背景は何冊か本で読んだことがあったのですが、実物を目にするのは初めて。
描かれた絵、頭髪、衣服の一部。直筆の手紙などを実際に見てみると少し鳥肌が立ちました。

というか海外ではシリアルキラーの衣服の切れ端などにシリアルナンバーを付けて販売(?)しているんですね。
犯行当時に使用していたものではなく、おそらく普段着・もしくは収監されている際に身に着けている衣服なのですがちょっと不思議です。

今回の展示のメインである「殺人ピエロ」ことジョン・ウェイン・ゲイシーの作品や、被害者の人肉でハンバーガーを作ったと言われるジョー・ロイ・メセニーなどの作品が見れたので満足でした。

単に綺麗なものからゾッとするものまで様々でした。
英語で書かれた手紙が読めなかったのと、絵から何かを感じて深く掘り下げるのは私の知識だと難しいと感じたので、英語の読解力と心理学の知識があるとより楽しめそう。
昔読んだ心理学者が読み解いたシリアルキラーの本(名前は失念)を読み返したくなりました。

何かデザインにおけるインスピレーションのようなものを感じるかと思ったのですが、芸術的な何かというよりは日常の延長にあるような絵が多く、それが逆に不気味さを引き立てている展示でした。