勉強会

関西フロントエンドUG「Webサイトができるまで」に参加しました

記事を書くのが遅くなってしまったのですが、11月5日に行われた「Webサイトができるまで/関西フロントエンドUG」に参加しました。
どの話も興味深かったのですが、最近新規プロジェクトの進行・運用について考える部分が多かったので、印象に残ったお話を。
(後ろの方に座っていたので写真は撮れず)

「ブランドイメージの再構築からはじめるウェブデザイン – NPO法人のサイト制作事例から」

深沢 幸治郎 さん(水交デザインオフィス)

イメージの共有でpinterestを挙げられていましたが、うちの会社でもシークレットボードをたまに使ってます。
言葉や雰囲気だけで話をすすめるよりも、実例を出しながらイメージを固めていく方が頭の中を共有しやすいですし、デザインもスムーズにできると思います。

ロゴしかりデザインしかり、クライアントときちんとコミュニケーションを取りながらすり合わせていかないと、どうしてもズレてきてしまうのでブランドを人間に見立ててキャラ付けをするのは面白いな、と思いました。
あとは、ワイヤーは自分で作ったりディレクターが作ったりまちまちなのですが、要素の存在、扱いの大きさ、レイアウト、文章の長さ、機能も決めてしまうというお話だったので、次回担当する際はもう少しそのあたりも考えて作ってみようと思いました。

戻りの少ないデザインと、クライアントとのコミュニケーションについては普段考えることは多くても、他の方の話を聞くことがあまりないので聞けて良かったです。

「デザイナーがポエムを書いてみた話」

spicagraphさん

ポエマー的なお話かと思いきや(謎)、共感出来る部分が多く、頷きながら聞いていました。

ざっくりしたカンプからどう広げていくか?
クライアントの今イメージしているもの、求めているものが果たして正解なのか?
これを見せると「これがいいね」になってしまうのでそれを避けるためにどういった方向性の提案をしていくか

という過程でのポエム、という話でした。

クライアントの発言の真意といいますか、「何故そうしたいのか?何故そう思うのか?」の根っこの部分をつついて話をしていくのは重要だな、と思います。
ふわふわした思想だったり「なんとなく」な話も少なくはないです。
そういった場合でも、蚕の繭から糸を紡ぐようなイメージで、あくまでもクライアントの素材を使って、エンドユーザーに向けたものを作れたらと考えます。

普段、プロジェクトの企画段階から入ることが多いのですが、他の会社でどういった流れで進めているのかがずっと気になっていたので、クライアントとの付き合い方やプロジェクトの進め方、ライティングやデザインツールまで幅広いことが学べて充実した会でした。