AMIMOTO

AWSすらよく知らなかった私がAMIMOTOを使ってみた話

AMIMOTO Advent Calendar 2015、21日目の記事です。

上がっている記事が技術的なものが多いのでちょっと気が引けるのですが、私のように共用レンタルサーバーしか使ったことがないデザイナーでも、問題なく使えそうだよ!という記事です。お手柔らかにお願いします。。。

AWS・そしてAMIMOTOを使ってみようと思ったきっかけ

私:Webデザイナー、サーバーの知識なし、普段使っているのは共用レンタルサーバー。

Amazon Web Services(以下AWS)の存在は色々なところでぼんやりと聞いていたので知っていたのですが、「出てくる単語がよくわからないので難しそう。。。」「アクセス数の多いサイト以外には必要ないのでは…」という先入観があったので、大規模サイトを運営することのない私には無縁だとずっと思っていました。

しかし、多言語サイトを制作する機会があり、各言語ごとのサーバーについて考える必要があったこと(結局一つのサーバーにしましたが)や、最近携わっているコンテンツの1つが以前ニュースなどで取り上げられ、アクセス数が増加したことがある(いわゆるバズった)という話を聞いたことがきっかけで、もしもの時の対策方法を知っておくべきだと思い、勉強することを決意。周りにユーザーが多く、公式サイトで手順も公開してあるAMIMOTOを触ってみることにしました。

AWSについて全く知識のない状況だったので、まずは「環境を準備してWordPressをインストールする」までを目標に。「よし!やるぞ!」と気合をいれて丸一日空けておいたのですが、ものの十分で目標は達成しました。

流れ

AWSでアカウント作成(登録のみなら無料)→AMIMOTOの公式にある起動方法【WordPress Powered by AMIMOTO をマーケットプレイスからの起動するには】を見ながらインストールしてできあがり。今回はテストのため、「WordPress powered by AMIMOTO (HHVM)」のt2.micro(14日間無料トライアルあり)を選択しました。
【アマゾンコンソールからの起動方法】もあります。
どこで躓いたかブログで説明するために画面をキャプチャしながら作業する予定だったのですが、特に問題もなくスムーズにできました。

一瞬「?!」となったことを挙げると、EC2のダッシュボードでインスタンスの状態がrunninngになっていたにも関わらず、パブリックDNSにアクセスしても接続できませんでした。これは2〜3分待たないと出ないようです。少し待てばアクセスできました。

WordPressインストール後にしたこと

インストール後は起動時に作成しダウンロードしたキーペアのファイルを ~/.ssh/ の中に入れ、パーミッションを「400」に変更しました(インスタンスへの接続 – Amazon Elastic Compute Cloud の「オプション 3: SSH クライアントを使用した Mac または Linux からの接続」あたりを参考)。

chmod 400 ~/.ssh/amimoto.pem

※ AMIMOTO の公式起動方法の通り、キーペアの名前を amimoto.pem にしております。

デフォルトだとWordPress のファイルが置かれたディレクトリ /var/www/vhosts は Web サーバの実行ユーザ nginx が所有者となっており、SFTP クライアント等で直接ファイルをアップロードする事はできないので、下記の記事を読みながら所有者やWeb サーバの実行ユーザをec2-userに変更し、(S)FTPクライアントソフトで接続できるようにしました。
【網元で作成したインスタンスに(S)FTPクライアントソフトで接続するには?】

こちらも特に問題がなく接続できました。すばらしき公式。

まとめ

未知すぎて、何がわからないかわからない!状態でしたが実際に触ってみると「WordPressのインストール」までは特に難しいことではありませんでした。
今回細かい用語の説明は省いていますが、大体基本的なことはAMIMOTOの公式サイトに載っていますし、ユーザーも多いので調べるとすぐに出てきます。
今回は本当ーーーーに初歩的な部分を触ったに過ぎませんが、複数人で運用する場合やサーバー負荷対策など実務で使うことを想定しながら今後色々試したり勉強していきたいと考えています。楽しみ。
もしこの記事を読んでいる方でAWSやAMIMOTOに興味はあるけど難しそう…という方がいれば、まずは触ってみることをおすすめします。