AfterEffects

AfterEffectsのCC環境で作った動画をCS6で開くときの手順

昨年末、クライアントの動画をAfterEffectsで制作していました。
最初の制作環境はAfterEfects(以下AE) CCの2017だったと思うのですが、AE CS6が入ったPCで作業する必要がでてきたので環境を変えてファイルを開くことに。

するとどうでしょう
「開こうとしているファイルはAfterEffetcsバージョン CC 2016で作成されているため、このバージョンでは開くことができません」
というエラーが。

「あ、バージョンを落として保存しないといけないのね」と思ったのですが、CC環境に戻って保存しようとしてもIllustratorのように保存するバージョンが出てくるわけでもありません。

公式のフォーラムを検索したところ、
「一つずつ下位バージョン形式で保存していって下さい」
との解答が。
(https://forums.adobe.com/thread/1531965)

結局、全ての下位バージョンのAEをインストールして、ひとつひとつ下位バージョン用に保存→下位バージョンで開いて更に下位バージョンで保存…
という手順を繰り返しました。

CC 2017 (14.4.0)→CC (2015.3) 13.8.1→CC (2015.3) 13.8.0→CC (2015)→CC 12.0→CS6

さらっと書いたけど、全てのバージョンを一つ一つインストールして(重い)保存して開いて…という作業の繰り返しに軽く心が折れそうになりました(私のPCのスペックの関係もあり、トータルで3時間以上)。

動画は一人で作ることが多いし、あまりメインで動画の仕事は受けていないのでわからないのですが、バージョンが全然違う環境で制作したいというケースってあまりないんですかね。
外注先にコンポジションの一部を依頼したけど、こっちはCCで外注先はCSしか使えん!!みたいな。
動画制作をしている知り合いがいないので、ほんのり疑問が残りました。

バージョンによって機能がかなり変わったりしているので仕方ないのかな??と思いつつ、AEで動画を制作するときは制作環境のバージョンを厳密に統一しないと、保存したり開くの工数が必要になるという話でした。